川崎市多摩区にて、型枠ブロック工事を施工しました。
地元石材店様からのご依頼です。
ありがとうございました。
お寺の中の墓所一角のリフォームに合わせて、
外周部の簡易土留を強固なコンクリートにする工事でした。
今回は型枠を組む作業スペースが無く、土圧も掛かる箇所でしたので、
型枠ブロック(※)での施工です。
当社工事に続けて、石材店様にてお墓の基礎工事をされるので、
埋戻しはしない状態でのお引渡しでした。
以下、施工中の写真です。
該当墓所脇にあるU字溝に雨水が流れるよう、透水層・水抜き穴も施工しています。
型枠ブロックとは
通常のコンクリートブロックは、1段づつ積み終えたタイミングで空洞部にモルタルを充填しますが、
型枠ブロックは通常ブロックより内部の空洞が大きく、全段積み終えてからコンクリートを一体で流し込みます。
これにより、鉄筋コンクリート擁壁と同等の強度の土留を作ることができます。
鉄筋コンクリートの場合、コンクリート硬化後に型枠をバラす必要があるので、
型枠の厚み+αの作業スペースが必要になります。
型枠ブロックはブロック本体が型枠の役割を果たしてくれるので、ブロックを積むスペースさえあれば施工できます。
今回のように、スペースに限りがある箇所で擁壁を作る場合等に適しています。
【使用製品】
・型枠ブロック: 太陽ecobloxx RMストライプ(ダークセピア)